小川版UpTeXだけでMacのTeX環境構築 (1GB程度)
小川先生のサイトに行って、UpTeXのパッケージをDLしてください
Macへインストール (appファイルをApplicationフォルダに突っ込むだけ)
UpTeXを起動して環境設定を開きます
「texbinパスをクリップボードにコピー」をポチって、
このパスを環境変数のPATHに追加します
$ echo $PATH でこのパスが入ってれば成功です
$ tlmgr update --self --all
が実行されているだけです。以後これを定期的にやりましょう
pdf2psとかを使うこともあるので
$ brew install ghostscript
しておきましょう (brewが必要)
おしまい.
追記
latexmkが欲しかったら $ tlmgr install latexmk を行ったり、
braket.styが欲しかったら $ tlmgr install braket するだけです
こんな感じで大抵は tlmgr と Homebrew で揃います
欲しいパッケージの情報は $ tlmgr info HOGE で検索
スタイルがどこにインストールされているか確認するには
$ kpsewhich HOGE.sty
フォントの埋め込み状況は
$ kanji-config-updmap status で確認
UpTeXなら環境設定で変更できます
tlmgrにはGUIモードがありますが
キー配列変更のススメ(QWERTYからの脱却)
QWERTYが大好きで使っている皆さん、こんにちは。
詳しいことはネット上にたくさん情報がありますので多くは書きませんが、QWERTYが効率の良いあなたのパートナーとして作られていないことはあまりにも有名です。
私は今年10月に手に入れたMacbook Proでこのブログを書いていますが、これを買ってからというものPC内の環境構築に凝っていて、その中でも今回は文字入力に焦点を当ててお話しします。
なおこの記事はcoins Advent Calendar 2015 2日目の記事となります。
現在、私の文字入力環境は
・にほんご: かな入力
・えいご等: オレオレ配列
になっています。
オレオレ配列なんて効率悪いんじゃないの?と疑われる方もいらっしゃるでしょうが、私のオレオレ配列はDvorakを改良して使いやすくしたものでして、そんじょそこらの配列とは違うですネ。
「Mac買ったらKarabiner入れなよー」と勧めてくれた友人Aたちに感謝 m(_ _)m
私のprivate.xml( Karabinerの設定ファイル )は立派に育ちました。
▲karasuのprivate.xmlの一部
数字の「1」キーが微妙にデカイのは許せないネ。
お前さんはこれからWindowsキーボードでいうところのDeleteキーになってもらおう。
くらえ!!
__KeyToKey__ KeyCode::KEY_1, KeyCode::DELETE, ModifierFlag::FN
みたいにして、後のキーをズラしたり、英字キーをDvorakっぽくしています。
後はvimを使っているので"N"キーで":"が出るようにしています。
これがかなり便利で個人的に一番のお気に入り。
ただ、キー配列をメチャクチャに変更して気になるのは実際の入力速度。
実際に配列を変更して1か月ほど経った今でも、打ち間違いこそほとんどなくなったものの、スピードはまだQWERTYの半分出ていないくらいでしょうか。(実測していない)
一時期はキーを打つことすら苦痛になりました。
そんな時、神が私に囁きかけたのです。
「打ちたくないなら、打たなきゃいいじゃん☆」
ハッとした私はすぐに .tmux.conf と .vimrc の編集に取り掛かりました。
最小限の労力で最大限の効率を出すためにはターミナルやエディタを改良していく必要があります。
無茶なキー配列は私にコレを教えてくれました。
今回はそこに焦点を当てることはしませんが、こういうことに気付くことができるのも、キー配列変更のメリットですね。
まだ満足していない点が多々ありますが、改良を重ねた後、公開することも考えています。
また、日本語入力を「かな入力+ライブ変換(Mac OS X - El Capitanからの新機能)」で済ませているので、入力速度は申し分ない速度が出ているのですが、やはり自動変換は精度に欠けるので、TUT-CODEのような漢直に手を出したいとも考えています。
読んでいただきありがとうございました。
明日はnullです。